初めまして＆注意書き

初めまして。
violet管理人の如月紫苑と申します。

こちらのブログは【管理人の管理人による管理人のため】の
二次創作サイトです。

ジャンルは

コードギアス(藤ルル)
テニスの王子様(塚リョ)
ガンダムSEED(アスキラ)

となる予定です。

二次創作・ボーイズラブ・やおいという言葉に心当たりのない方、又は嫌悪感を抱かれる方は悪いことは言いません　すぐに引き返してください。
この注意書きを読み飛ばした上での苦情などは全力でスルー＆削除させていただきますのであしからずご了承ください。

ちなみに女体化も普通に発生するかもです。

尚、管理人は自分の文才に一切自信を持っておりません。(←ここ重要)
素敵サイト様に萌えた勢いでのサイト開設ですのでかなり見切り発車な感じです。
これから書いていくうちに上達するかもしれませんので長い目で見てやってください。

また、このサイトは原作者様・出版社様および関連会社様とは一切関係ありません。

最終回派生／エンディング後

　世界に魔王と呼ばれた皇帝・ルルーシュがゼロの手にかかって一ヶ月、黒の騎士団の幹部やルルーシュに近しかった者たちがどこか暗い顔つきでアッシュフォード学園のクラブハウスに集まってきていた。
　
　人がすまなくなって大分経っていたが、家の中はルルーシュとナナリーが暮らしていたときのまま整えられた室内に小さな嗚咽が漏れ始めていた。
　リヴァルやミレイがすすり泣く中、ナナリーとカレンは瞳を揺らしながらもぐっと奥歯を食い締めていた。
　沈痛な空気が満ちる中、階段の上にゼロと咲世子が立っていた。
「ゼロ・・・・いえ、枢木スザク。全部あんたたちの計画通りってわけ？」
　睨み付けるようにゼロを見つめてカレンが吐き捨てると
「枢木！？」
　ざわついた室内をざっと見渡しながら階段を下りて来ると、仮面をとって素顔を明らかにした。
「やっぱり。」
　死んだと思っていた人物の登場に口々に何かを言いはじめた面々を見渡して。
「いつまで立ち止まっているつもりですか。」
「なんですって？」
「ルルーシュが自分の命を代償に用意した話し合いの場、それを無駄にすることは許しません。」
「じゃあ、やっぱり！！」
「そうです、これはルルーシュが皇帝になった頃からの僕たちの計画【ゼロレクイエム】。世界の憎しみをルルーシュに集め、さらにその死をもって憎しみの連鎖を断ち切る。そして世界は明日へと動き出しました。ルルーシュが望み欲していた明日へ。なのに何故あなた達は立ち止まるんですか。」
　その言葉にルルーシュの真意を今更ながらに確信し、さらに悔恨の念を深めて沈黙してしまった面々に溜め息をついた。
　そのまま無言でテレビに近づき記録装置を手早くセットしてしまうと
　何事かと自分を見ている視線に
「ルルーシュの言葉です。」
　と、呟いてテレビの前から身を引いた。次の瞬間、テレビにはアッシュフォード学園の制服を着たルルーシュが移っていた。
『これを見る者がいたということはきっと私たちの【ゼロレクイエム】は完成し、世界は明日へ歩き出したのだろう。しかし、まだ歩き出せずにいる者たちのためにこれをスザクに託す。』
　そんな出だしから始まった映像の中のルルーシュはとても穏やかな顔をしていた。
『まず、ナナリー。この映像を見ているメンバーの中にお前がいるのかは分からないけれど、愛してるよ。ナナリー。悪いお兄様でごめん。でも、俺にはこの道しか選べなかった。ナナリーはよく「俺さえ傍にいればそれでいい」と言ってくれていたね。俺も同じ気持ちだ・・・でも、それはとても難しいことだった。世界一の大国から身を隠しながら生きる・・・彼の国の占領国で、とても難しいことだ。学生の内はアッシュフォードが隠れ蓑になってくれるだろう。だが、社会には出れないんだ。いつまでもアッシュフォードが俺たちを庇いきれる保証もない。ルーベンやミレイは手を尽くしてくれるだろう、しかしルーベンの次代は？彼らは何も知らないんだ。だから俺には急ぐ必要があった。賭けチェスで貴族に恩を売って後ろ盾に出来るように動いてはいたがどこまで信用できる？俺たちは数々の裏切りを見てきた。俺にとって無条件に信頼できるのはお前だけなんだ。ナナリー。今までも、今もこれからも・・・それは永遠に変わらないだろう。俺が望んだのは二つだった。母上の死の真相と優しい世界。前者は達成した・・・俺の望んだ結末ではなかったけれど。覚悟があるならあとでスザクに聞くと良い。お前にも権利はあるだろうから。お前の目に映る世界が優しくあることを祈っているよ。』
　優しい慈愛に満ちた眼差しで話し終えると一息ついて微妙に表情を変えた
『黒の騎士団。最後までとはいかなかったが、私に着いてきてくれたことに感謝する。私は世界の憎悪を地獄への道連れにこの世を去るだろう。これは私が望んだ未来、私の夢だ。シャルルは昨日を欲し、シュナイゼルは今日を欲したが私は明日が欲しかった。今にして思えば盛大な親子喧嘩、兄弟喧嘩だな。巻き込まれたお前たちからしてみれば冗談じゃないだろうが・・・ギアスを手に入れクロヴィスをこの手にかけたときからこの手は血に染まりただ血塗られた道を歩み続けていた。だがそれももう終わりだ、私がゼロに殺されることによって世界の憎悪の連鎖は断ち切られ、ゼロは英雄になった。私は世界を壊し、世界を創った。これで世界は話し合いというひとつのテーブルに着くだろう。』
「でもっ！それじゃあんたは！？」
『・・・カレン。私は幸せだよ。』
「っ！？」
『この血塗られた身で　唯一の親友の手にかかり、最愛の妹にみとられる・・・これ以上幸せな最期は望めないだろう。・・・・会長、リヴァル。お前たちとアッシュフォード学園で過ごした数年間は俺にとって安らぎをもたらしてくれる幸せな時間だったよ。ありがとう。・・・・前へ・・・明日へ進むんだ。世界を頼む。』
　優しい微笑を残して映像が途切れると
「ずるいです、お兄様・・・世界だなんて、一人で先に逝ってしまわれて・・・散々酷い事を言ってしまって、誤ることさえ許してくださらないのですね」
「そうよ、勝手に世界を押し付けて自分ひとりだけ・・・こんなのって」
　すすり泣く声が部屋に満ちる中、険しい顔をして佇んでいた藤堂が動き出した。
「藤堂さん？」
　千葉が声をかけると一度立ち止まり
「我々は進まなくてはならない。それが生き残った者たちの勤めだ。彼の・・・数多の命を代償に掴んだ明日を無駄にするわけにはいかない。」
　それだけ呟くように告げるとクラブハウスを出て行った。
　ルルーシュの藤堂の言葉をかみ締めたメンバーも一人、また一人と去って行く中ナナリーはクラブハウスの中に取り残されていたフォトフレームを手にとって
「お兄様・・・私はお兄様を何も分かっていなかったのですね。ただ、守られることに甘んじて、お兄様の懸念も恐怖も・・・何も。あんなに愛してくださったのに、お兄様の愛はいつだって見返りを望まない無償の愛、私はその心地よさに何も見ようとしなかった。だから、お兄様が示してくださった明日はしっかりと見つめてあるいて行きます。見守っていてください。お兄様」
　ナナリーが見上げた青空を一羽の白い鳩が飛び去っていった。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　END

◆いいわけ◆
最終回派生です。

しくしくしくしくしく。。。。ルルがルルがルルがぁ(エンドレス)

公式でのルルーシュ死にネタにヤラレマシタ。。。
監督のサドーーーーー！！

ってわけで、ルルーシュ様からのビデオレターです。

ルルーシュの独壇場？
いいのっ！所詮私はルル至上！！
ルルーシュが幸せなら・・・ってこれはルルーシュ幸せなのか？
ミレイやリヴァルにも真相を知って欲しかったので無理やり登場。。。
ルルーシュの月命日になんとなくクラブハウスに全員集合ってかんじです。
しかし、公式でああなったからには捏造、パラレル、パロディでルル様の幸せを追求するしかないですね。

ギアス／最終回感想

ルルーシュぅぅ！！

いきなり失礼しました。。。

でも、でもっ！ルル様がぁっ！！

とりあえず、落ち着け自分・・・・


よし、順を追って感想です。


ナナリーが・・・ナナリーがルルーシュをボロクソにけなしてる。。。(泣)
ナナリー・・・・好きなのに。。。ナナリーにはルルーシュの味方でいてほしかった。。。

ナナリーが「ダモクレスに憎しみが集まる」って言った後ののルルーシュの安心したような顔、
ギアスをかけて鍵を受け取った後の「愛してる」にはやられました。。。
切なすぎる・・・・その後もナナリーにボロクソに言われてるしぃ(号泣)

カレンと戦うスザク・・・。カレン。。。最後までルルーシュと敵対したまま？
ルルーシュに「あきらめるな。助けてやる」って叫ばれた上に「生きろ」って囁かれて・・・何が不満なの！？
藤堂さんに関してはスザクにやられた大怪我で倒れて見せ場なし。。。
えっ？スザク死んだの？今となってはC.C.と並んでの共犯者なのに。
ルルーシュの味方は？
ジェレミア、キターーーーー！！
アーニャに勝った、そしてギアスキャンセラー使った！使ったよね！？
これでアーニャもルル至上！！(←早まるなっ)



黒の騎士団やシュナイゼル、ナナリーをさらし者にしながらの行列。。。
このまま終わるわけがないとは思ってた。。。思ってはいたけど！！！
ゼローっ！！？
ってあの動きはスザク！！やっぱり生きてたのね！？
生きてるはずのない人が生きてるのはギアスの十八番ですものね！？
ましてや、いくらでも脱出の時間があったあの状況で、殺しても死ななそうで、「生きろ」のギアスがかかったスザクが死ぬわけないのよね！！？？
でもでもっ・・・ルルーシュに剣をっ！！「ゼロレクイエム」ってこの計画のことだったの！？
世界の憎しみを自分の身に集めて世界統一？ある意味世界は支配したけど。。。ルルーシュ、死んじゃうの！！？
ナナリー・・・ルルーシュの記憶を読んだ？ってことはサイコメトラー！？
ナナリーに標準装備されていたのは嘘発見器じゃなかったのね！？
だったら一期の時にその力を発揮してさっさとルルーシュの味方になっててくれれば良かったのにぃ！！
最期に「愛してます」って。。。そりゃ、ルルーシュは嬉しそうだったかもしれないけど。。。
悲しすぎるよぉ！！(大号泣)
ってか、他の人が生き返ったんだからルルーシュだってエンディングでC.Cと一緒に出てきてくれてもいいと思いませんっ！！？？？？


って、かなり興奮気味に書きなぐってみましたが。。。最終回は見てる間中ドキドキしっぱなしでした。。。
そういえば。。。シュナ様は姿は出てきましたが、一言も言葉を発していない？
ギアスをかけられてますからねえ。。
それはとにかく、スザクはあの後、生涯をかけてルルーシュから託された「ギアス」を果たすんでしょうね。
きっと、ナナリーも。
できれば、ルルーシュも幸せな最後を希望してたんですが。。。。

何はともあれ最終回です。お疲れ様でした。。。

おにいさま・・・／ナナリー追悼・独白

お兄様・・・大好きなルルーシュお兄様。

どちらにいらっしゃるのですか？
お兄様がいなくなられて一年が経ちました。
ナナリーは今度、エリア11・・・日本の新総督としてお兄様との思い出がたくさん詰まった地へと赴きます。

今になって思うのです。私が目を閉ざして悲しい事・つらい事・苦しい事から目を放していられたのは、私の分までお兄様がそれを見ていて下さったからなのではないか・・・と。
　
お母様が身罷られて後ろ盾も庇護もなく当時臨戦態勢にあった日本に送られて・・・お兄様だってまだ9つの子供だったのに、全身で私を守って下さった。
まだ自分のことをするので精一杯・・・いいえ、自分のことをするのにも大人の手が必要な幼い頃からお兄様は自分の事のみならず私のことも小さな手で支えてくださった。
　
まだ9つの子供です。足手まといにしかならない妹を疎んじても仕方がなかったはずなのに、お兄様の声はいつだって優しかった、お兄様の手はいつだって暖かかった。
　
全身全霊をかけて私を愛し慈しんでくださいました。
でも・・・私のことはお兄様が守ってくださいました。
ですが、お兄様は？
お兄様が縋れる場所は・・・泣ける場所はあったのでしょうか・・・

きっと、お兄様は私を守る度に・・・私の代わりに混沌とした世界を見る度にその体は・・・その心は・・・擦り切れていったのですね。

何故、一年前に気づく事ができなかったのか・・・いいえ、私は気づこうとしなかったのでしょう。
お兄様とアッシュフォード家が作ってくださった箱庭の暖かさに溺れて、お兄様がその箱庭を維持するためにどれだけ苦心なさっていたか・・・気づこうとしなかったのです。

お兄様の行方がわからなり、ブリタニアへ戻った今・・・私に出来るのはいつかお兄様が戻られたときに安心して寛げる場所を用意する事。

あんなにナナリーを愛し、慈しんでくださったお兄様です。
ナナリーを置いて逝かないと約束もしてくださいました。
そのお兄様がナナリーを置いて逝ってしまうわけがありません。
私が表に立てばきっと見つけてくださるでしょう。

そして、いつか・・・・また・・・・・・

ナナリーはその時がきたときにルルーシュお兄様の妹として胸をはれるように、お兄様に恥じないようにここで頑張ります。

いつかまたお会いできる日が・・・お兄様と一緒に過ごせる日が来ると信じています。

その時こそ・・・お兄様お一人に全てを背負わせることのないように、ナナリーは今を生きます。

お兄様・・・・どうかご無事で。

ナナリーはルルーシュお兄様を愛しています。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　END

すこし遅れましたが、ナナリー追悼です。
ルルーシュの傍にナナリーが戻ることを祈っていたのに・・・死に別れ(泣)

ナナリーがゼロ(ルル)を否定したときは落ち込みましたが、やっぱりナナリー好きなんです！！
せめて妄想の中だけでもラブラブ兄妹にしてやるぅぅ！！！！

紫苑はルル至上主義なのでルルが幸せなら捏造でもパラレルでも何でも有りなのです！！！！！